097.「読めない本」を読むサイト2005年12月07日 13:17

「読めない本」を読むサイト
ムナーリの代表的な本の一つ「読めない本」を読むサイトがありました。読む、といっても見るということですが、一ページずつめくって本を楽しむことが出来るようになっています。シンプルなアイディアですが楽しいウェブページです。 http://www.laboratorio1.unirc.it/siracusa/lezioni/03-scritture/libro/1.htm

追記:2023年現在ウェブページは閲覧できませんでした…

095.レオ・レオニ2005年12月05日 19:53

レオ・レオニ「フレデリック」

未来派についてちょっと調べものをしていたのですが、「スイミー」などで世界的に有名な絵本作家レオ・レオニ(Leo Lionni)は未来派の一員だったのですね。恥ずかしながら知りませんでしたが、子供の頃からレオ・レオニの絵本は大好きでした。とくに「フレデリック」が好きなのですが、いま我が家には小さな息子のために「あおくんときいろちゃん」が本棚に収まっています。レオ・レオニは1910年オランダ生まれ、ヨーロッパの大戦を避けアメリカに亡命してグラフィックデザイナーとして活躍し、戦後はアメリカとイタリアを往復していたそうです。1981年には来日も。ムナーリと相次ぐように1999年に没。ムナーリとの交流があったことと思われますので、もう少し調べてみたいと思います。

089.ありました・・・2005年11月29日 22:22

「赤、緑、黄色、青、白ずきんちゃん」

過日「白ずきんちゃん」の他に「緑ずきんちゃん」「黄色ずきんちゃん」などの絵本をムナーリが作っていることをご紹介しましたが、よくよく調べてみると・・・。ありました。「赤、緑、黄色、青、白ずきんちゃん(Cappuccetto rosso verde giallo blu e bianco)」という絵本が。うーん・・・。それぞれのお話を合本にしたもののようですが、1972年に発行され、現在は絶版のようです。ちょっと見てみたいですね。

080.「ムナーリについて」という本2005年11月20日 20:58

「ムナーリについて(Su Munari)」
イタリアで発行された「ムナーリについて(Su Munari)」という本という本があります。「104の証言と152の書き下ろしによるムナーリ」という副題が付いていますが、ムナーリの仕事について広範に紹介した内容で、なんと全ページカラー(テキストのみのページをのぞく)の一冊です。ただしテキストはイタリア語のみ。日本にも輸入されており、本屋さんで見つけることが出来ます。テキストを読まなくても図版や写真だけでも楽しめるムナーリ百科的な良書ではないでしょうか。発行はAbitare Segesta Cataloghiというイタリアの代表的なデザイン誌「アビターレ」の別部門から、のようです。

079.ムナーリの絵本(7?)2005年11月19日 22:07

「Toc Toc(トン、トン)」(モンダドーリ版)

カテゴリーが混乱して(錯綜して)これがいくつ目の絵本のご紹介かもはやよく分からなくなっています。「Toc Toc(トン、トン)」という「扉をたたく音」がタイトルのこの絵本、のぞき穴から見える生き物と次のページで対面できる仕掛け絵本です。1945年にモンダドーリ社から発行、現在はコッライーニ社から復刻しています。

074.「本に出会う前の本(i prelibri)」2005年11月14日 21:11

「本に出会う前の本」

すでにご紹介したことのある「本に出会う前の本(i prelibri)」ですが、実はじむきょくはこれを持っていません(結構良いお値段なのです)。親しいデザイナーがムナーリの本やプロダクトを沢山持っていて見せてもらっているので「まあいいか」ということで。先日ネットを見ていたところ、12冊の「本に出会う前の本」の体裁を個別に紹介しているページがあったのでご紹介します。 http://www.utrecht.jp/special/special21.php ユトレヒトというウェブブックショップのページです。

073.箱の建築(本)2005年11月13日 17:10

「SCATOLA DI ARCHITETTURA MC N.' 1」

箱をレンガかブロックのように(あるいはレゴのように?)使っていろいろな建築を作ってみよう、という「取扱説明書」のような豆本(絵本?)です。ユニットの箱にはAからGまでの基本形があって、紹介されている建物はすべてその組み合わせで出来るようになっています(必要なユニットの数はまちまち)。幼稚園や小学校で段ボール箱を使ってお城を作って遊んだ記憶がよみがえります。コッライーニ社から(解説は英語とイタリア語)。

068.黄色ずきんちゃん2005年11月08日 22:44

「黄色ずきんちゃん」

ええと、実はムナーリの絵本で、「白ずきんちゃん」「緑ずきんちゃん」だけではなく、「黄色ずきんちゃん」の絵本もありました。これで「赤ずきんちゃん」もそろうとなんだかレンジャーみたいな・・・。

067.緑ずきんちゃん?2005年11月07日 19:54

「緑ずきんちゃん」

以前「白ずきんちゃん(cappuccetto bianco)」という絵本をご紹介しました(現在もコッライーニ社で刊行)が、ムナーリはほかにも「緑ずきんちゃん(cappuccetto verde)」の絵本を書いていたようです。イタリアでも現在入手が難しいようで、内容はよくわかりませんが、やっぱり「赤ずきんちゃん」のお話がベースになっているのでしょう。

065.コッライー二社のこと(4)2005年11月05日 20:51

マントヴァの町並み

コッライーニ社の絵本などを購入するにはいくつかの方法がありますが、一番簡単なのは日本でコッライーニ社の絵本を販売している本屋さんの店頭で買う、ただしこれにはそれなりの手数料が価格に上乗せされていると思います。近くの本屋さんでは見つけられない場合、クワノトレーディングという会社のサイトで注文する方法があります。 http://www.kuwano-trading.com/ さらに、自分で直接注文することも可能です。 http://www.corraini.com/ サイトには英語のページもあります。支払いはクレジットカード(VISA,Master)が使えるそうですが、直接注文の場合は輸入手数料がかからない代わりに郵送費用がかかります。あらかじめ送料の見積もりをしてくれるそうなので確かめてみるとよいでしょう。

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イタリアの芸術家+デザイナー+教育者、ブルーノ・ムナーリのことなどあれこれ。
こちらにもいろいろ紹介しています(重複有)https://fdl-italform.webnode.jp/

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