419.ウェブマガジン「こここ」2024年07月17日 09:50

マガジンハウスのウェブマガジン「こここ」にムナーリと創造性についての記事が紹介されました(ご縁あって拙文も掲載されています)。

「創造性」って何だろう? ブルーノ・ムナーリを辿りながら──デザイナー、アーティスト、教育者の随想

ムナーリの創造性に関する思想と実践は21世紀の私たちにも新たな示唆を与えてくれるものがたくさんあります。
インクルーシブとクリエイティビティを中心に多彩な記事を発信しているウェブマガジン「こここ」の、その他の記事も大変興味深いものがいっぱいです。

418.ムナーリと柳宗理の交流2024年07月12日 20:04

柳宗理デザイン研究会HPより拝借
前項でご紹介した、1959年の瀧口修造(美術評論家)によるムナーリ紹介記事の中に気になる記述がありました。

「ムナーリは日本の紙製ののぼりや水引など出してみせ、ニューヨークで買ったものだと言った。そしてヤナギ(宗理氏)の名をなつかしそうにあげた。」

…ムナーリが初めて日本を訪れたのは1960年日本で開催された国際デザイン会議出席のはずですが、1958年(瀧口がミラノのムナーリを訪ねた年)の時点で、すでに日本の工業デザインの父であり、美学者柳宗悦の長子、柳宗理との交友が始まっていたことが読み取れます。

はたしてムナーリと柳はどこで知り合って意気投合したのか、おそらくデザインに関する海外での会議の場であったのではないか?と想像していますが、現時点では定かではありません…

417.瀧口修造のムナーリ訪問2024年07月03日 06:17

ムナーリと親交を結んだ日本人は数多いようですが、とても早い時期にミラノのムナーリを訪問した美術評論家で詩人の瀧口修造の記事が掲載された「美術手帳」(1959年6月号)を手に入れました。
瀧口のムナーリ評は、初対面ながらその特徴を的確に掴んだものだと思います。

瀧口修造 「JOY MAKER BRUNO MUNARI」
幻想空間を創る手品師 ムナーリ

「美術手帳」昭和34(1959)年6月号
Pp.61-71

「ムナーリはミラノに住む芸術家である。私は芸術家と書いたが、かれは画家であり、彫刻家であり、グラフィック・デザイナーであり、インダストリアル・デザイナーでもあって、そしてどれの枠にもはまらない存在だといってよいだろう。日本ではかれのいわゆる「読めない本」のひとつである「暗い夜に」nella notte buiaやデザインなどが雑誌「アイデア」で紹介されたことがあるので、むしろデザインの領域でよく知られている。事実ムナーリは一般にデザイナーだといった方が早わかりのようだが、多くの職業的デザイナーとはゆき方がちがっている。私は昨年のヨーロッパ旅行でデザイナーに会ったり、デザインを勉強するほどの余裕はほとんどなかったが、ミラノでオリヴェッティ会社の専属デザイナーであるピントーリを訪ねたことと、このムナーリの家を訪ねたくらいであった。すべての仕事がいつも新鮮なオリヴェッティ調を創りだすことに捧げられている、いわばすぐれた「現代的な職人」とでもいってよいピントーリにくらべると、ムナーリは自由をたのしんでいる詩人型とでもいえるだろう。かれの活動はいろんな面に分散していて、ちょっとつかみにくい。といって何でも屋の、ディレッタントというのとは別である。ムナーリの仕事にはかれ独特のファンタジーとユーモアがあり、時には底抜けのナンセンスを発揮する。かれのアイデアはたんに人の意表をつくというよりも、人にたのしさをあたえる人間的な暖かさがどの作品にもにじみ出ているのである。実際にその人に会ってしみじみ感じたことである。」

416.ムナーリと葛飾北斎2024年06月05日 11:23

北斎漫画(スミソニアン・ミュージアム蔵)
415で紹介した、パルマ大学の展覧会に関わる1979年のインタビューの中で、ムナーリがクインタヴァッレ教授の質問に対して葛飾北斎と日本の自然観への共感について語っていました。

“Disegnare un albero” è un omaggio ad Hokusai oppure un'indagine sul “naturale”?
「木をかこう」は北斎へのオマージュなのですか?それとも「自然」の探究なのですか?
Tutte e due. Sarebbe bene che anche gli occidentali cominciassero a conoscere gli orientali e ad amare la natura. La differenza sta nel voler dominare la natura (degli occidentali) con quel che ne segue, e il cercar di essere nella natura, degli orientali.
どちらでもあります。西洋人も東洋に学んで自然を愛するようになればいいと私は思います。東洋と西洋の違いは、(西洋の)自然を支配しようとする意識と、東洋の自然の中に自身を置こうとする意識の違いにあります。

407に紹介した「ゼログラフィア」(複写機を使ったインスタレーション)でもムナーリは北斎の作品をモチーフにオマージュを作っているので、クインタヴァッレ教授はムナーリの北斎に対する関心を踏まえて質問を投げかけたのだと思います…。

415.子どものおもちゃのデザイン2024年05月16日 13:24

1979年パルマ大学が企画したムナーリの大規模回顧展に関連して、美術史家のアルトゥーロ・カルロ・クインタヴァッレ(パルマ大学教授)がムナーリにインタビューした記事を発見しました。
INTERVISTA A MUNARI di Arturo Carlo Quintavalle
クインタヴァッレ教授の質問は、ムナーリの芸術活動からデザインまで広く詳細なポイントをついた内容で興味深いのですが、その中から「子どものおもちゃのデザインにとって大切なことは?」という問いとムナーリの答えを紹介してみます。

クインタヴァッレ教授の質問
Qual'è secondo lei il modo corretto per affrontare il problema della progettazione del giocattolo in relazione agli schizzi del 1952 per il gatto flessibile?
1952年の柔軟なネコのポーズのドローイング(※後に発泡ゴム製の玩具「ガット・メオ・ロメオ」として具体化された)に関連して、玩具デザインの課題にアプローチするための正しい方法は何だと思いますか?

ムナーリの返答:

Il modo più corretto di affrontare il problema della progettazione di un giocattolo, è quello di immedesimarsi nella natura infantile. Considerare ciò che un bambino può aspettarsi da un giocattolo. E siccome il bambino è di fronte al mondo in modo globale, non si può progettare un giocattolo solo bello da vedere, senza preoccuparsi che sia anche piacevole da toccare, che abbia un giusto peso, che sia modificabile, trasformabile, smontabile, componibile. E poi che il materiale usato non sia tossico, che non ci siano troppi spigoli o punte, che costi il meno possibile. Meglio ancora è insegnare ai bambini a costruirsi i giocattoli.
玩具をデザインする課題に取り組む正しい方法は、子どもの性質に共感することです。子どもはおもちゃに何を期待するのかを考えることです。そして子どもは多様(グローバル)な方法で世界と向き合っているのですから、視覚的に美しいだけの玩具をデザインすることはできません。そして使用されている素材が無害であること、角や尖った部分が多すぎないこと、できるだけ製造コストがかからないことです。もっとも良いのは、子どもたちに自分でおもちゃを作ることを教えることでしょう。

414.ムナーリの作品集について2024年05月11日 10:00

現在イタリア・パルマで過去最大規模のムナーリの回顧展が開催され、新しい作品集の発行も報じられていますが、驚くことにムナーリの作品集は毎年のように新しく編集され出版されているようです。
誰もが知っているような二十世紀の芸術家でも、これほど頻繁に作品集が出版されるケースが珍しいのでは?と思います。
察するに、ムナーリは芸術家としてもデザイナーとしても極めて多作な作家であったこと、そして活動の領域がアート、グラフィックデザイン、工業デザインから空間デザイン、さらに著作活動に教育活動と多岐にわたっているため、没後二十年以上たっても新しい作品が発掘され、また世界各地(もっとも多いのはイタリア国内ですが)で展覧会が開催されていることと関係がありそうです。

これまで入手できたもの、未入手ながら存在が確認できたムナーリの作品集について、以下に年代順に整理してみました;

海外(主にイタリア)作品集:
Universita’ di Parma編, (1979), Bruno Munari, CSAC
Marco Meneguzzo編,(1986), Bruno Munari, Electa

Aldo Tanchis編, (1987), Bruno Munari, Lund Humpton Publishers

Marco Meneguzzo編, (1993), Bruno Munari, Edizioni Laterza

Claude Lichtenstein編, (1995), Far vedere l’aria, Museum Fur Gestaltung Zurich

Beppe Finessi編, (1999), Bruno Munari, COSMIT

Alberto Fiz編, (2000), omaggio a Bruno Munari, Associazione Internazionale Amici di Reggio Children, Mazzotta

Claudio Cerritelli編, (2001), Bruno Munari prime idee, Libri Scheiwiller

Roberto Rizzi編, (2004), Collezione Bruno Munari, Galleria del Design e dell’Arredamento Cantu’

CSAC Universita’ di Parma編, (2008), Bruno Munari; Il Disegno, Il Design, Edizioni Corraini
Beppe Finessi, Marco Meneguzzo編, (2008), Bruno Munari, Silvana Editrice

Marco Romanelli編, (2008), Vietato l’ingresso agli addetti al lavoro, Edizioni Corraini
Claudio Cerritelli編, (2017), Artista totale Bruno Munari, Edizioni Corraini

Guido Bartorelli編, (2017), Bruno Munari aria terra, Edizioni Corraini

Michele Galluzzo編, (2019), Pre Design 1969, Edizioni Corraini

Miroslava Hajek Marcello Francolini編, (2019), Bruno Munari I COLORI DELLA LUCE, Gangemi Editore
Museo Tattile Statale Omero編, (2020), Toccare la bellezza Maria Montessori Bruno Munari, Edizioni Corraini
Palazzo delle esposizioni編, (2020), Tra Munari e Rodari, Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo編, (2022), Bruno Munari (FUNDACION JUAN MARCH SPAIN), Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo編, (2023), Bruno Munari el artista (MACA Urguay), Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo, Stefano Roffi編, (2024), Bruno Munari tutto, Dario Cimorelli Editore

特殊な作品集・資料:
Giorgio Maffei編, (2002), MUNARI I LIBRI, Edizioni Sylvestre Bonnard
Giorgio Maffei編, (2004), M.A.C. Movimento Arte Concreta Opera Editoriale, Edizioni Sylvestre Bonnard
Alberto Munari編, (2007), Nello studio con Munari, Edizioni Corraini

日本で発行された作品集:
瀧口修造文、(1965)、『ブルーノ・ムナーリ展』、伊勢丹

こどもの城造形事業部編、(1985)、『ブルーノ・ムナーリ展』
銀座・グラフィック・ギャラリー編、(1995)、『ブルーノ・ムナーリ 世界のグラフィックデザイン17』
小海町高原美術館、(2001)、『ブルーノ・ムナーリ展』

日本ブルーノ・ムナーリ協会編、(2006)、『ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう』
松岡希代子、高木佳子編、(2007)、『ブルーノ・ムナーリ あの手この手』、朝日新聞社

汐留イタリア・クリエイティ ブセンター編、(2007)、『ブルーノ・ムナーリ しごとに関係ある人出入りおことわり』
横須賀美術館編(2010)、『ブルーノ・ムナーリ展』

ジョルジョ・マッフェイ、(2010)、『ブルーノ・ムナーリの本たち』、BNN新社

ヴァンジ彫刻庭園美術館編、(2013)、『ブルーノ・ムナーリのファンタジア』
高嶋雄一郎他編、(2018)、 『ブルーノ・ムナーリ』、求龍堂

413.「ミラノの町を語ろう」2024年05月07日 11:38

ムナーリのお弟子さんであるデツァーニさんが紹介してくれた、ボルトーニさんという方は、アメリカの子どもミュージアムでキャリアを積んで現在はミラノで子どものための文化活動の団体をたちあげられています。
innovActionCult
2024年5月7日、ボルトーニさんのSNSで「Racconti Straordinari di Citta':町の特別を語ろう」というイベント?の発表がありました。ミラノ市内の学校などに町を知る/探検するきっかけとなるデザイン冊子が配布されるそうです。
その中にはミラノ生まれの芸術家/デザイナーとして、ムナーリのことも紹介されているようです…
サイトは現時点でイタリア語オンリーのようで、リリース直後のせいか内容確認にちょっと時間がかかりますが、子どもたちに自分の暮らす町や地域について興味をもってもらう取り組みは、日本の地域教育ともつながるように思います。
Racconti Straordinari di Citta'

412.ムナーリ作品集の復刻2024年05月05日 05:07

イタリアではムナーリの研究者メネグッツォの監修による過去最大の回顧展が開かれているそうですが、これに合わせるように、ムナーリ研究者として名高いもう一人の人物アルド・タンキスによるムナーリの作品集がコライーニ社から復刻されたとのニュースが届きました。
タンキスの編んだ作品集もムナーリ生前の編集で本人に直接取材してまとめられた内容が含まれる貴重なものですが、復刻にあたあって更に改訂も加えられているとか。イタリア語版の他に英語版もあるようです。
定価が48ユーロ弱とのこと、1ユーロ165円の円安状態でも約7000円と比較的お手頃ですが、いまのところ日本のamazonでは取り扱いがないようです(あっても送料などが上乗せになると思いますが…)
コライーニ社ならウェブを通じて直接通販購入ができるかもしれません(英語の対応があると思います)。

411.ムナーリの人新世(20世紀の化石)2024年04月14日 19:49

ミラノの「スパツィオ・ムナーリ」ではムナーリの新しい企画展がはじまったそうです(MUNARIAのミケーラさんが教えてくれました)。

ムナーリが1950-60年代に発表したアート作品「二十世紀の化石(Fossili del 2000)」を中心にした展示で、展覧会の題名「BRUNO MUNARI ANTROPOCENE」とは「ムナーリの人新世」という意味になります。
ウィキによれば「人新世とは、人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている地質時代における現代を含む区分である。人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。」と説明されています。

作品は電子部品などの部品がアクリルブロックの中に封入されたもので、現代社会が生み出す「ゴミ」が未来の化石になるだろう…というムナーリの皮肉が込められているようです。

展覧会場の解説パネルの一部内容を、ざっくりと紹介してみます。

Non ci si pensa mai, tanto siamo ossessionati dal presente, ma già ora, qui, noi siamo materia in fieri per gli archeologi del futuro. Siamo un primate africano di grossa taglia comparso sul pianeta Terra solo duecento millenni fa, Sono passate soltanto 8000 generazioni, 8000 passaggi di madre in figlio, da quando i primi pionieri della specie "Homo sapiens" cominciarono a migrare nel mondo, Eppure, abbiamo già lasciato tracce che rimarranno per milioni di anni, Siamo i fossili di domani.
今ここでさえ、私たちは未来の考古学者にとって重要な存在なのだ。 私たち、つまりわずか200万年前に地球上に出現したアフリカの大型霊長類「ホモ・サピエンス」という種の最初のパイオニアが世界中を移動し始めてからわずか8000世代、8000の親子の交代しか経ていないが、私たちはすでに何百万年も残る痕跡を残している、私たちは未来の化石なのだ。
Negli strati geologici dell'Antropocene, gli studiosi di un futuro remoto dissotterreranno una poltiglia indifferenziata di plastiche e transistor, micro-chip, valvole radio, bulloni e lattine, ceramiche e bronzi, acciai, vetri, asfalti e cementi, gas serra, isotopi radioattivi, cattedrali e grandi muraglie, montagne di ossa di polli, ovini, suini e bovini, Oggi poi, mentre l'orologio dell'apocalisse sfiora pericolosamente la sua Ora X, stiamo alacremente lavorando alla nostra auto-candidatura come soggetti di un'archeologia post-umana. 遠い未来の学者たちが、人新世の地層からプラスチックやトランジスタ、マイクロチップ、無線バルブ、ボルトやブリキ缶、セラミックやブロンズ、鋼鉄、ガラス、アスファルトやセメント、温室効果ガス、放射性同位元素など、未分化のドロドロしたものを発掘するだろう、 黙示録の時計が危険なX時刻に近づいている今日、私たちはポスト・ヒューマン考古学の対象として自分たちの候補者探しに奔走しているようだ。 Ma non sarà facile finire in un Museo alieno. Ammirando questi geniali e visionari reperti artistici combinatori di Bruno Munari, vien da pensare a quanta fortuna ci vuole per diventare campioni per archeologi. Non basta il metacrilato, La tecnologia invecchia presto e il futuro di questi oggetti immaginati nel 1959, ovvero l'anno 2000, per noi è già un passato vintage.
しかし宇宙人たちの博物館にたどり着くのは容易なことではない。ブルーノ・ムナーリの独創的で先見の明のある芸術的な組み合わせの人工物を眺めていると、考古学者のチャンピオンになるにはどれほどの幸運が必要なのだろう?と思わせられる。メタクリル酸塩だけでは不十分で、技術はすぐに古くなり、1959年に想像されたこれらのオブジェの未来だった2000年は私たちにとってはすでに骨董品の過去だ。

Sul lungo periodo, solo una combinazione altamente improbabile di fattori di conservazione e sedimentazione permetterà a un artefatto umano o a un nostro ossicino di essere studiato dai paleontologi del futuro lontano.
長い目で見れば、遠い未来の古生物学者が人間の遺物や小さな骨を研究できるようになるのは、保存と堆積の要因の極めてありえない組み合わせだけだ。
Sarà davvero un privilegio, perché poi quelle menti postume si interrogheranno costruttivamente su ciò che circonda quel fossile, sul suo enigmatico significato, sulla sua origine incerta e l'uso ignoto, Soprattutto, proporranno ricostruzioni teoriche su ciò che non lascia tracce: le parole e i pensieri di popoli sconosciuti. Proprio come succede quando ciascuno di noi, liberamente, riempie di senso una scrittura illeggibile o un collage di Munari, rendendoli opera collettiva.
それは実に特権的なことだろう。なぜなら遺された未来の人々は、その化石を取り巻くものやその謎めいた意味、不確かな起源、未知の用途について建設的な疑問を投げかけ、とりわけ痕跡を残さないもの:未知の民族の言葉(※ムナーリの別の作品タイトル)や思考について理論的な再構築を提案するからだ。私たち一人一人が読みにくい手書き文字やムナーリのコラージュに自由に意味を込めてコレクティブな作品にするのと同じように。 Noi infatti abbiamo immaginazione e fantasia, quelle che mancano ai virus e agli asteroidi, Facciamo esistere quel che prima non c'era e possiamo sceglierci un futuro diverso. Il meglio che possiamo fare dunque, in mezzo a tutta questa evanescente incertezza e alla finitudine che ci accomuna, è salvarci mantenendo vivo il Museo immaginario di Munari stesso, archeologia gioiosa della creatività di "Homo sapiens"!
私たちは、ウイルスや小惑星がもっていない想像力とファンタジーをもっていて、 以前には存在しなかったものを存在させ自分たちのために異なる未来を選択することができる。この儚い不確実性と私たちを結びつける有限性の中で、私たちにできる最善のことはムナーリ自身のイマジナリーミュージアムを存続させ、「ホモ・サピエンス」の創造性を楽しく考古学することによって私たち自身を救うことなのだ!
Telmo Pievani, 2024
(テルモ・ピエヴァーニ:イタリアの若手哲学者)

410.ムナーリ展のカタログ2024年04月08日 22:40

ムナーリ展の図録2024
イタリアのパルマ郊外で6月まで開催されている史上最大のムナーリ回顧展の図録、その名も『ブルーノ・ムナーリすべて(Bruno Munari Tutto)』がイタリアamazonに出ていました。

Bruno Munari Tutto

ムナーリの著作権管理をほぼ独占しているコライーニからの発行かと思いきや、今回のカタログは違う出版社のようです。
日本からでも送料を追加すれば購入可能なはずですが、なにしろ今は円安なので、様子を見ながらポチろうかと思案しています…
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イタリアの芸術家+デザイナー+教育者、ブルーノ・ムナーリのことなどあれこれ。
こちらにもいろいろ紹介しています(重複有)https://fdl-italform.webnode.jp/

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