422.作品集『BRUNO MUNARI』復刻2024年09月27日 16:50

『BRUNO MUNARI』(アルド・タンキス編)
今年はイタリアにおけるムナーリの「当たり年」のようで、3月からパルマで開催された過去最大規模の回顧展に続いて、1987年に出版されたムナーリの作品集『BRUNO MUNARI』(アルド・タンキス編)が復刻・再版されたとのニュースが届きました。
おそらく、大幅に旧版から改訂されて内容が充実していることでしょう。
出版社はコッライーニ社に変わったようです。

amazonイタリアでも航空運賃を追加すれば注文可能なようですが、おそらくコライーニ社のHPからでも注文できるのではないかと思います。
なおイタリアでは再販を記念した編者タンキスによる出版講演会が各地で開催されている由、そのうちにYouTubeなどに動画が上がることを期待するこの頃です…。

420.追悼 松岡正剛さん2024年08月21日 19:37

「編集工学」という新たな視点を世に発信しつづけた松岡正剛さんが2024年8月12日逝去されたそうです。享年80歳とのこと。
以下「時事通信」の8月21日記事を引用します。

「編集工学」を提唱して編集者、著述家として多方面で活躍し、独自の視点で日本文化を論じた松岡正剛(まつおか・せいごう)さんが12日午後1時53分、肺炎のため東京都の病院で死去した。80歳だった。京都市出身。

松岡さんは2009年に、ご自身の部録「千夜一冊」でムナーリの『モノからモノが生まれる』<をタイトルにしてムナーリについてくわしい記事を書かれていました。

千夜一冊1286夜『モノからモノが生まれる』

ご冥福をお祈りします。

419.ウェブマガジン「こここ」2024年07月17日 09:50

マガジンハウスのウェブマガジン「こここ」にムナーリと創造性についての記事が紹介されました(ご縁あって拙文も掲載されています)。

「創造性」って何だろう? ブルーノ・ムナーリを辿りながら──デザイナー、アーティスト、教育者の随想

ムナーリの創造性に関する思想と実践は21世紀の私たちにも新たな示唆を与えてくれるものがたくさんあります。
インクルーシブとクリエイティビティを中心に多彩な記事を発信しているウェブマガジン「こここ」の、その他の記事も大変興味深いものがいっぱいです。

417.瀧口修造のムナーリ訪問2024年07月03日 06:17

ムナーリと親交を結んだ日本人は数多いようですが、とても早い時期にミラノのムナーリを訪問した美術評論家で詩人の瀧口修造の記事が掲載された「美術手帳」(1959年6月号)を手に入れました。
瀧口のムナーリ評は、初対面ながらその特徴を的確に掴んだものだと思います。

瀧口修造 「JOY MAKER BRUNO MUNARI」
幻想空間を創る手品師 ムナーリ

「美術手帳」昭和34(1959)年6月号
Pp.61-71

「ムナーリはミラノに住む芸術家である。私は芸術家と書いたが、かれは画家であり、彫刻家であり、グラフィック・デザイナーであり、インダストリアル・デザイナーでもあって、そしてどれの枠にもはまらない存在だといってよいだろう。日本ではかれのいわゆる「読めない本」のひとつである「暗い夜に」nella notte buiaやデザインなどが雑誌「アイデア」で紹介されたことがあるので、むしろデザインの領域でよく知られている。事実ムナーリは一般にデザイナーだといった方が早わかりのようだが、多くの職業的デザイナーとはゆき方がちがっている。私は昨年のヨーロッパ旅行でデザイナーに会ったり、デザインを勉強するほどの余裕はほとんどなかったが、ミラノでオリヴェッティ会社の専属デザイナーであるピントーリを訪ねたことと、このムナーリの家を訪ねたくらいであった。すべての仕事がいつも新鮮なオリヴェッティ調を創りだすことに捧げられている、いわばすぐれた「現代的な職人」とでもいってよいピントーリにくらべると、ムナーリは自由をたのしんでいる詩人型とでもいえるだろう。かれの活動はいろんな面に分散していて、ちょっとつかみにくい。といって何でも屋の、ディレッタントというのとは別である。ムナーリの仕事にはかれ独特のファンタジーとユーモアがあり、時には底抜けのナンセンスを発揮する。かれのアイデアはたんに人の意表をつくというよりも、人にたのしさをあたえる人間的な暖かさがどの作品にもにじみ出ているのである。実際にその人に会ってしみじみ感じたことである。」

414.ムナーリの作品集について2024年05月11日 10:00

現在イタリア・パルマで過去最大規模のムナーリの回顧展が開催され、新しい作品集の発行も報じられていますが、驚くことにムナーリの作品集は毎年のように新しく編集され出版されているようです。
誰もが知っているような二十世紀の芸術家でも、これほど頻繁に作品集が出版されるケースが珍しいのでは?と思います。
察するに、ムナーリは芸術家としてもデザイナーとしても極めて多作な作家であったこと、そして活動の領域がアート、グラフィックデザイン、工業デザインから空間デザイン、さらに著作活動に教育活動と多岐にわたっているため、没後二十年以上たっても新しい作品が発掘され、また世界各地(もっとも多いのはイタリア国内ですが)で展覧会が開催されていることと関係がありそうです。

これまで入手できたもの、未入手ながら存在が確認できたムナーリの作品集について、以下に年代順に整理してみました;

海外(主にイタリア)作品集:
Universita’ di Parma編, (1979), Bruno Munari, CSAC
Marco Meneguzzo編,(1986), Bruno Munari, Electa

Aldo Tanchis編, (1987), Bruno Munari, Lund Humpton Publishers

Marco Meneguzzo編, (1993), Bruno Munari, Edizioni Laterza

Claude Lichtenstein編, (1995), Far vedere l’aria, Museum Fur Gestaltung Zurich

Beppe Finessi編, (1999), Bruno Munari, COSMIT

Alberto Fiz編, (2000), omaggio a Bruno Munari, Associazione Internazionale Amici di Reggio Children, Mazzotta

Claudio Cerritelli編, (2001), Bruno Munari prime idee, Libri Scheiwiller

Roberto Rizzi編, (2004), Collezione Bruno Munari, Galleria del Design e dell’Arredamento Cantu’

CSAC Universita’ di Parma編, (2008), Bruno Munari; Il Disegno, Il Design, Edizioni Corraini
Beppe Finessi, Marco Meneguzzo編, (2008), Bruno Munari, Silvana Editrice

Marco Romanelli編, (2008), Vietato l’ingresso agli addetti al lavoro, Edizioni Corraini
Claudio Cerritelli編, (2017), Artista totale Bruno Munari, Edizioni Corraini

Guido Bartorelli編, (2017), Bruno Munari aria terra, Edizioni Corraini

Michele Galluzzo編, (2019), Pre Design 1969, Edizioni Corraini

Miroslava Hajek Marcello Francolini編, (2019), Bruno Munari I COLORI DELLA LUCE, Gangemi Editore
Museo Tattile Statale Omero編, (2020), Toccare la bellezza Maria Montessori Bruno Munari, Edizioni Corraini
Palazzo delle esposizioni編, (2020), Tra Munari e Rodari, Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo編, (2022), Bruno Munari (FUNDACION JUAN MARCH SPAIN), Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo編, (2023), Bruno Munari el artista (MACA Urguay), Edizioni Corraini
Marco Meneguzzo, Stefano Roffi編, (2024), Bruno Munari tutto, Dario Cimorelli Editore

特殊な作品集・資料:
Giorgio Maffei編, (2002), MUNARI I LIBRI, Edizioni Sylvestre Bonnard
Giorgio Maffei編, (2004), M.A.C. Movimento Arte Concreta Opera Editoriale, Edizioni Sylvestre Bonnard
Alberto Munari編, (2007), Nello studio con Munari, Edizioni Corraini

日本で発行された作品集:
瀧口修造文、(1965)、『ブルーノ・ムナーリ展』、伊勢丹

こどもの城造形事業部編、(1985)、『ブルーノ・ムナーリ展』
銀座・グラフィック・ギャラリー編、(1995)、『ブルーノ・ムナーリ 世界のグラフィックデザイン17』
小海町高原美術館、(2001)、『ブルーノ・ムナーリ展』

日本ブルーノ・ムナーリ協会編、(2006)、『ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう』
松岡希代子、高木佳子編、(2007)、『ブルーノ・ムナーリ あの手この手』、朝日新聞社

汐留イタリア・クリエイティ ブセンター編、(2007)、『ブルーノ・ムナーリ しごとに関係ある人出入りおことわり』
横須賀美術館編(2010)、『ブルーノ・ムナーリ展』

ジョルジョ・マッフェイ、(2010)、『ブルーノ・ムナーリの本たち』、BNN新社

ヴァンジ彫刻庭園美術館編、(2013)、『ブルーノ・ムナーリのファンタジア』
高嶋雄一郎他編、(2018)、 『ブルーノ・ムナーリ』、求龍堂

410.ムナーリ展のカタログ2024年04月08日 22:40

ムナーリ展の図録2024
イタリアのパルマ郊外で6月まで開催されている史上最大のムナーリ回顧展の図録、その名も『ブルーノ・ムナーリすべて(Bruno Munari Tutto)』がイタリアamazonに出ていました。

Bruno Munari Tutto

ムナーリの著作権管理をほぼ独占しているコライーニからの発行かと思いきや、今回のカタログは違う出版社のようです。
日本からでも送料を追加すれば購入可能なはずですが、なにしろ今は円安なので、様子を見ながらポチろうかと思案しています…

409.駒形克己さん(追悼)2024年04月03日 11:10

駒形克己さん
2024年3月末にグラフィックデザイナーの駒形克己さんが亡くなられたとの報がありました。
駒形さんは2007年の板橋区立美術館でのムナーリ展会場デザインを担当されていましたが、絵本のデザインなどにムナーリとつながる要素があって、イタリアでも高く評価されたデザイナーでした。
2010年雑誌に駒形さんがムナーリについての思い出を語られているものがあったので、一部を紹介して謹んでご冥福をお祈りいたします。

私がムナーリに出会ったのは、1980年の初頭で、まだニューヨークにいたときでした 。
日本では「本に出あう前の本」と訳されている『プレ・ブックス」という12冊のセットになった小さな本を偶然書店で見つけました。
これは子どもたちが、いわゆる一般的な本に出会う前に、本そのものの概念を直感的に体験で きるものです。
しかし初めて見たときは、とても子どもに向けた本には思えませんでした。
それは俗に言う、可愛らしくも子どもらしくもなかったからです。どうして、こういうものをつくったんだろうと思いました 。
でも、その時はその程度の関心で、しばらくは本棚にしまって いたのですが、娘が生まれたときに試しに取り出して渡したところ、これが、とてもよく遊び、すぐボロボロになってしまいました。
それで、 なぜなんだろうと改めて考えました。
そして分かったことが、ムナーリは、子どもの好奇心を引き出す道具として本をつくり、遊びながら学習体験が得られる工夫を所にちりばめていたのです。
たとえば 「プレ・ブックス』の中には、猫の尻尾のようなものが貼付けてある黒いフェルトの本があります。
現在は動物愛護上の問題からフェイクの毛が使 用されているようですが、当初のものは本物の動物の毛でした。
子どもはどうするかというと、 当たり前のようにそれを掴んでグッと引っぱります 。それはそうですよね。
何と言っても子どもは好奇心にあふれてま すから、自分で確かめずにはいられない。
けれども、もし実際に猫の尻尾をいきなり引っぱったとしたならば、逆に猫に引っ掻かれちゃうかも知れませんよね(笑) 。
ムナーリはそんな子どもの好奇心を壊さないように、むしろ安全な手段によって、子どもが実物の猫と向き合う前に 尻尾の感触を本の中で体験させてくれるのです。
さらに言うと、それは子どもに限ったことではないですよね 。 大人にとっても好奇心を持続する工夫が必要になります。
ムナーリは、いわゆる未来派のアーティストでしたが、次第にデザイン的な分野を先駆的に切り開いた人でもあります。
つまり「人と共有する」という手法を、デザインの中に見出していったのだと思います。
私がムナーリから受けた影響は、決して独りよがりの表現ではなく、むしろ表現を通して、ヒトと共有し共感することの大切さを学べたことだと思っています。

「美育文化」2010 11月号

406.史上最大のムナーリ展2024(2)2024年03月18日 13:36

MUNARI TUTTO
イタリアはパルマではじまった、過去最大規模のムナーリの回顧展「ムナーリの全て(MUNARI TUTTO)」のオープニングに参加した方たちが、会場の様子を写真で知らせてくれました。
なんと展示作品は250点を超える規模だそうですが、それでもムナーリの全仕事には遠く及ばないというのが驚きです。
また、イタリアの美術メディアにもあちこちで紹介がはじまっているようです。
その中のひとつから、展覧会のキュレーターの言葉を含む記事の一部を紹介してみます。

ARTRIBUNE
Chi era Munari e qual era il suo metodo
“Munari”, spiega Marco Meneguzzo, studioso munariano e curatore della mostra, “è una figura molto attuale nella società liquida odierna, nella quale non ci sono limiti fra territori espressivi. È un esempio di flessibilità, di capacità di adattamento dell’uomo all’ambiente. Il suo metodo consiste nello scoprire il limite delle cose che ci circondano e di volerlo ogni volta superare”. Munari aveva iniziato la propria attività durante il cosiddetto Secondo Futurismo, attorno al 1927, in tutti campi della creatività, dall’arte al design, dalla grafica alla pedagogia: una ricerca votata alla sperimentazione, fino agli esiti degli anni Ottanta del Novecento e a un’attività didattica destinata ai bambini che ancora oggi è ritenuta validissima in termini educativi.
ムナーリとは何者で、彼のメソッドとはどんなものだったか
「ムナーリとは」この展覧会の監修者でありムナーリの研究者であるマルコ・メネグッツォはこう説明する「彼は、表現領域に制限のなくなった今日の流動的な社会において、非常に重要な人物です。彼は柔軟性の見本であり、環境に適応する人間の能力の見本でもあります。彼のメソッド(方法論)は身の回りにあるものの限界を発見し、そのたびに克服しようとすることでした。」ムナーリは1927年頃、いわゆる第二次未来派の時代からはじまって芸術からデザイン、グラフィックから教育:1980年代の実践に至るまでの周到な実験による研究と、そして今日なお教育的に非常に有効と考えられている、子どもたちを対象とした教育活動まで、あらゆる創造性の分野で活動した。

ARTRIBUNE
Bruno Munari a Parma. Grande mostra alla Fondazione Magnani-Rocca di un artista totale
di Claudia Giraud 14/3/2024

404.祖父ムナーリを語るインタビュー2024年03月13日 08:12

“VENERDI” 2024 8 Marzo
ミラノでお会いしたムナーリのお弟子さんの一人ミケーラ・デツァーニさんから、ムナーリのお孫さんのインタビュー記事を紹介してもらいました。
「金曜日(VENERDI)」という週刊誌の2024年3月8日号に掲載されたもので、ムナーリの二人のお孫さん:ヴァレリアさんとブルーノさんが祖父の思い出を語っているので、その一部を紹介します。

“VENERDI” 2024 8 Marzo
Bruno Munari È STATO TUTTO UN GIOCO PERI NIPOTINI
Di Marco Romani

Attraverso le illustrazioni dei libri per bambini ripubblicati da Corraini, o da un letto come Abitacolo, abbiamo l'idea di un Bruno Munari attento allo sviluppo dell’ immginazione dei più piccoli. Com’era con voi nipoti, nel privato?
«Durante i nostri soggiorni a Milano, o le vacanze, condivideva con noi il suo senso di osservazione e la sua passione per il gioco, la sperimentazione, la meraviglia. Aveva la capacità di mettersi al nostro livello e di farci scoprirei l suo mondo».
(問い)孫のあなた方にとって、私生活の彼はどのような人でしたか?
「私たちがミラノにいる間、あるいはバカンスの間に、祖父は私たちと彼の観察のセンスや遊びへの情熱、実験や驚きを共有してくれました。祖父は私たちに世界を発見できるように私たちの目の高さに合わせることができる人でした」

Vi ha mai letto i suoi libri?
«Quando arrivavamo a Milano, una delle prime cose che faceva era mostrarci tutte le sue ultime realizzazioni, i libri d i design e quelli per bambini. Questo rituale era importante per lui, ma non ce li leggeva. I suoi libri erano a casa, a Ginevra e a Milano, ma dopo che ce li aveva fatti vedere tornavano al loro posto nella biblioteca».
(問い)あなた方に自分の本を読んでくれたことはありませんでしたか?
「私たちがミラノに着くと、初めに祖父がしてくれることは最近できたもの、本や子どものためのものを見せてくれることでした。この儀式は祖父にとって大切でしたが、私たちに自分の本を読み聞かせはしませんでした。祖父の本はジュネーブとミラノの家にありましたが、それらを私たちに見せたら本棚に戻していました」

Lo ritenete più un artista o più un designer?
«Entrambe le cose! Quello che lo definisce meglio è il titolo della mostra a lui dedicata a Torino nel 2017 e di quella più recente in Uruguay: Artista totale. Un creativo che ha lavorato con materiali diversi, associato a diversi movimenti e che era in grado di navigare da una disciplina all'altra».
(問い)あなた方は彼のことを芸術家だと思いますか、デザイナーだと思いますか?
「両方ですね!2017年トリノで、また最近ウルグアイで開かれた祖父の展覧会のタイトル:トータル・アーティストという表現で説明するのがよいでしょう。祖父はさまざまな素材を扱い、さまざまな活動に関わり、ある分野から別の分野へと移動することができるクリエイティブな人物でした」

398.史上最大のムナーリ展(イタリア)2024年02月25日 17:39

史上最大のムナーリ展
先日のイタリア滞在中に話は聞いていたのですが、2024年3月16日から6月30日まで、イタリアでは過去最大級のムナーリの回顧展が開催されるそうです。
Mostra Munari a Fondazione Magnani-Rocca, 2024
https://www.magnanirocca.it/
パルマ郊外にあるマニャーニ・ロッカ財団という歴史的建造物を改装した会場で、展覧会の監修をムナーリ研究の第一人者であるマルコ・メネグッツォによって、芸術からデザイン、書籍、教育活動までムナーリの多彩な活動を可能な限り網羅したものになる、とのことです。
<< 2024/09
01 02 03 04 05 06 07
08 09 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

このブログについて

イタリアの芸術家+デザイナー+教育者、ブルーノ・ムナーリのことなどあれこれ。
こちらにもいろいろ紹介しています(重複有)https://fdl-italform.webnode.jp/

RSS