292.触覚の構築物(i laboratori tattili-21)2019年04月16日 08:37

 細長いパネルや、帯状の厚紙、紐やリボンなどにリネアな触覚の構成(作品)を作るやり方以外にも、いろいろな素材、いろいろな触覚を組み合わせてオブジェを作ることもできる。 (作品写真)これらのオブジェは(平面的構成とは)また違った遊び方ができる。外側から、内側から、右側から、左側から、片手で、両手で、さまざまに触れることができる。  触っていく順序(ルート)を決めても良いだろう。それぞれのルートから触覚の刺激により異なる物語が生まれるし、そこに具体的なイメージを与えても良い: ネコみたいな柔らかさ、街路みたいな固さ、壁のような粗い感触、鉢のようなへこみ、瓦のようなでっぱり。今度はどんな物語が生まれるだろう?

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イタリアの芸術家+デザイナー+教育者、ブルーノ・ムナーリのことなどあれこれ。
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