351.「ムナーリ・メソッド」-14 ― 2020年12月10日 22:09
p12(13)
“Nei primi anni di vita, l’individuo si forma e resterà tale per tutta la vita. Dipende dagli educatori se questa persona sarà poi una persona creativa o un semplice ripetitore di codici.
「人生の最初の数年間で個人が形成され、それは生涯にわたって維持される。人が将来、創造的な人になるか単純なコードを繰り返す人になるかは、教育者によるだろう。
Dipende da questi primissimi anni, dall’esperienza e dalla memorizzazione di dati, se l’individuo sarà libero o condizionato. Gli adulti dovrebbero rendersi conto di questa grandissima responsabilità dalla quale dipende il futuro della società umana”. ( Bruno Munari )
それは、これらの生まれたばかりの時期の経験、記憶によって、個人が自由になるのか条件に縛られるのかを決める。大人は人間の社会の未来がかかっている、この大きな責任を自覚しなければならない」( ブルーノ・ムナーリ )
BIBLIOGRAFIA
Munari A.(1986), Munari interroga Munari, Domus, n.677
アルベルト・ムナーリ、「ムナーリによるムナーリへの質問」、『ドムス』677号、1986
Munari A.(1994), Appunti metodologici per i laboratori “Giocare con l’arte”. Quaderni Gruppo Immagine, 2, 1-12
アルベルト・ムナーリ、「”アートであそぼう”ワークショップの方法論的注意事項」、『Quaderni Gruppo Immagine』、2, 1-12、1994
Munari A.( 2007 ),Con mio padre nel suo studio, in Piccardo A., Nello studio con Munari, Corraini, Mantova
(この項おわり)
“Nei primi anni di vita, l’individuo si forma e resterà tale per tutta la vita. Dipende dagli educatori se questa persona sarà poi una persona creativa o un semplice ripetitore di codici.
「人生の最初の数年間で個人が形成され、それは生涯にわたって維持される。人が将来、創造的な人になるか単純なコードを繰り返す人になるかは、教育者によるだろう。
Dipende da questi primissimi anni, dall’esperienza e dalla memorizzazione di dati, se l’individuo sarà libero o condizionato. Gli adulti dovrebbero rendersi conto di questa grandissima responsabilità dalla quale dipende il futuro della società umana”. ( Bruno Munari )
それは、これらの生まれたばかりの時期の経験、記憶によって、個人が自由になるのか条件に縛られるのかを決める。大人は人間の社会の未来がかかっている、この大きな責任を自覚しなければならない」( ブルーノ・ムナーリ )
BIBLIOGRAFIA
Munari A.(1986), Munari interroga Munari, Domus, n.677
アルベルト・ムナーリ、「ムナーリによるムナーリへの質問」、『ドムス』677号、1986
Munari A.(1994), Appunti metodologici per i laboratori “Giocare con l’arte”. Quaderni Gruppo Immagine, 2, 1-12
アルベルト・ムナーリ、「”アートであそぼう”ワークショップの方法論的注意事項」、『Quaderni Gruppo Immagine』、2, 1-12、1994
Munari A.( 2007 ),Con mio padre nel suo studio, in Piccardo A., Nello studio con Munari, Corraini, Mantova
(この項おわり)
352.ムナーリの手紙 ― 2020年12月29日 10:40
年末、ある方のご紹介でムナーリと直接交流したことがあるデザイナーのお話を伺うことが出来ました。
学生時代にムナーリの絵本に出会い、当時は入手がむずかしかった仕掛け絵本をそっくりそのままシルクスクリーンの技法で再現して作ってみたという大変な行動力のある方で、複製した本をムナーリへ送ったところ、ムナーリは大変喜んで文通をしたり、1985年に来日した際にも展覧会へ招待してくれたそうです。
直接交わりのあった方から話を聞くムナーリの姿は優しく暖かく、日本に大きな愛情をもっていた人だったことをあらためて感じました。
見せて頂いたムナーリの手紙はフレーズごとに書体を変えたり筆記具を変えて書かれていて、まさにムナーリの「作品」になっていました。
ムナーリにとって、日常の生活そのものが創作活動だったのでしょう…
学生時代にムナーリの絵本に出会い、当時は入手がむずかしかった仕掛け絵本をそっくりそのままシルクスクリーンの技法で再現して作ってみたという大変な行動力のある方で、複製した本をムナーリへ送ったところ、ムナーリは大変喜んで文通をしたり、1985年に来日した際にも展覧会へ招待してくれたそうです。
直接交わりのあった方から話を聞くムナーリの姿は優しく暖かく、日本に大きな愛情をもっていた人だったことをあらためて感じました。
見せて頂いたムナーリの手紙はフレーズごとに書体を変えたり筆記具を変えて書かれていて、まさにムナーリの「作品」になっていました。
ムナーリにとって、日常の生活そのものが創作活動だったのでしょう…
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