071.アートで遊ぶラボラトリー ― 2005年11月11日 21:27
以前ご紹介したムナーリのワークショップについての講演集をまとめたイタリア・ファエンツァのラボ(実験室/ワークショップ)の記述によると、ムナーリは「人はそれぞれ自分の知っている:出来ることをする。また創造性や想像力は記憶と密接な関係があるが、さて子供たちがより多くのことを覚えられるようにするにはどうすればいいか?知識の広がりはクリエイティブな学習に大きな影響を受けることが知られているが、ならば遊びこそ記憶を豊かに育てる良い条件になるのではないだろうか」("...Se siamo d'accordo che ognuno fa quello che sa, e che la fantasia e la creatività operano sulla memoria, il problema che segue è come il far memorizzare ai bambini il massimo dei dati, visto che l'allargamento della conoscenza favorisce le facoltà creative. Pare che il gioco sia la condizione ottimale per memorizzare qualcosa...".)と語り、実際に子供たちのための創造的なワークショップを始めました。私たち(特に日本人、特に大人)は「遊ぶ」と「学ぶ」を反対語のように考えてしまいがちですが、これは「遊び」を創造的でなく、俗な欲求を満たす行為と勘違いしているからかもしれません。創造的なことをするのが「遊び」なら、(本物の)デザイナーは「遊び人」ですね・・・
最近のコメント