221.イタリアの巨匠達、ムナーリを語る(序) ― 2007年12月12日 13:27
216.ムナーリに関するウェブページ ― 2007年11月04日 23:25
ムナーリの生誕百年を迎えたせいか、イタリアのウェブをあらためて調べてみると新たなムナーリの情報を紹介するサイトが増えているようです。ご紹介するのもその一つで、現在東京・汐留で開催されているムナーリ展のコレクションを蔵するイタリア北部・カントゥという町にあるミュージアムが作っている様子です。 http://www.collezionebrunomunari.it/
214.小さな謎 ― 2007年10月28日 20:23
日本におけるムナーリの展覧会は1965年の伊勢丹での展覧会を嚆矢とするのでは、と思っていましたが、先日の汐留ムナーリ展オープニングで「1960年に世界デザイン会議のために来日したムナーリ自身が東京の近代美術館でダイレクト・プロジェクションの実演と講演をおこなった」と岩崎清氏が当時の思い出を語っていました。・・・もっともギンザ・グラフィック・ギャラリー発行の「ブルーノ・ムナーリ」には『1950年に「偏光」を用いた作品の展覧会を開催』となっており、年月の記述に食い違いがあります。(さらに、これは間違いであろうと思いますが、ウェブ上のムナーリ紹介ではこの展示を1952年とするところもありました・・・)
213. VIETATO L'INGRESSO AGLI ADATTI AL LAVORO ― 2007年10月26日 11:42
東京・汐留の汐留クリエイティブセンターでムナーリの生誕百年を記念する展覧会が始まりました。展示内容はすべてイタリア・ミラノのデザインミュージアムが準備した物で、オープニングにはイタリアの関係者による講演もありました。 タイトルは「仕事に関係ある人出入りお断り」とあって意味が分かりにくいですが、要するに「仕事関係者以外立ち入り禁止」というありふれた立ち入り禁止看板の逆の意味だそうです。ムナーリの「あそび」精神に鑑みて「だれでも(仕事で来る人以外は)どうぞ」ということですね。会期は2008年1月末まで、入場無料。展示内容はどちらかというとデザインの専門家向きかも。
212.ものからものが生まれる(新刊) ― 2007年10月25日 09:36
204.デザインとヴィジュアル・コミュニケーション ― 2006年12月01日 22:20
197. 火星人だ! ― 2006年03月17日 20:34
1966年の作品だそうですが、「火星人だ!」というものがあるそうです。ご紹介している1カットしか資料が見つからなかったのですが、どうやら本(絵本)ではなくグラフィックワークのようですね。スケッチとコラージュによる作品ということです。ムナーリは「未来派」だけあって、SFも好きだったのではないかと思います。
194. モワレのスタンド ― 2006年03月14日 21:38
1967年にデザインされたプロダクトです。「portaritratti」(写真立て)ということですが、メッシュの円盤が重なり合うことで生まれるモワレがデザインのポイントですから、写真を立てるとせっかくのモワレが見えなくなるのでは?もしかすると写真をメッシュ越しに見るのでしょうか。それとも真ん中の穴から...?当時ダネーゼから発売されましたが、現在の新生ダネーゼでは復刻していないようです。
192. 三角形の発見(本) ― 2006年03月12日 20:58
以前ご紹介したムナーリの編んだ本の中に「円/正方形」という、円と正方形に関する様々な図像を集めた本がありましたが、その他にもムナーリは「三角形」をテーマにした本を1976年にザニケッリ社から出しています。ちなみに「円/正方形」はかつて日本で邦訳が出版され(絶版)、現在は英語版の復刻がコッライーニ社から出ていますが、この三角形の本は残念ながら手に入らないようです。
190. ムナーリのソファ ― 2006年03月10日 18:59
ムナーリが1985年にデザインしたソファ「Divanetta」です。「Abitacolo」(1970年)というメタルフレームのベッドとテーブルが合体したような家具を作ったRobots社(イタリア)というメーカーから発売されました。ホームページはこちら:http://www.robots.it/ ただしサイトを見る限り、現在は「Divanetta」も「Abitacolo」も生産されていないようです。
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