198. 本と金槌2006年03月18日 18:26

a proposito di terroni con un martelllo

(訂正)ムナーリは「a proposito di torroni con un martelllo」(トッローネについて・金槌つき)という不思議な本を1996年に出しています(トッローネというのは石のように硬いお菓子です)。なにが不思議かというと、タイトルにある「金槌」が本当に付録についている本なのですね。どうやって書店に並べたのでしょう。ムナーリは「例えば、本の中になにかサプライズがあると、こどもたちは『本というのはびっくりするような、面白いものだ』という第一印象を持つだろう。そしてその、本が面白いものだという印象はこどもが大きくなってもどこおかに残っているに違いない」と語っていますが、まさに「本にサプライズを仕掛けてみた」と言うことでしょうか。 (追記)2007年12月に開催された板橋区立美術館のムナーリ展に実物が展示されていました。本の表紙をめくると中にはページがなく、金槌だけが入っています。これでお菓子を割って食べよう、ということだったのでしょうか?ちなみに、最初にこの記事をアップしたときは「torrone(トッローネ)」と「terrone(イタリア南部の蔑称)」を読み違えて紹介してしまいました。お詫びして訂正します。

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こちらにもいろいろ紹介しています(重複有)https://fdl-italform.webnode.jp/

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