181. 触ってみようのワークショップ ― 2006年03月02日 00:08
以前「触ってみようの実験室」(本)をご紹介しましたが、ムナーリが始めた「触覚のワークショップ」は現在もいくつかの形で受け継がれているようです。同じくすでにご紹介した「国立ブルーノ・ムナーリ美術学校」では素材を触覚からとらえた作品作りのコースがあるようですし、ミラノでムナーリのワークショップを受け継いでいるベバ・レステッリさんも同じく「触ってみようの実験室」を定期的に開催しているようです。ムナーリの仕事をなぞるのではなく、ムナーリの発想を受け継いで発展させていく活動こそもっともムナーリの望んだところではないかと思います。
182. ムナーリへのオマージュ ― 2006年03月02日 21:59
「ムナーリへのオマージュ」という作品を作っている作家がいました。エリゼオ・ロヴァッティ(Eliseo Rovatti)という人で、1940年生まれ。ミラノ在住のアーティストだそうです。経歴を見る限りではムナーリ自身とどのような接点があったのかわかりませんが、おそらくアーティストとして何らかの親交があったのでしょう。ムナーリの作品「Tetracono」そっくりのオブジェも作っているようです。
最近のコメント