132. ムナーリと柳宗理2006年01月11日 14:22

柳宗理

日本の偉大なデザイナー、柳宗理(1915-)はムナーリと接点がなかったのでしょうか?柳宗理がコルビュジェのパートナーだったペリアンに師事したことはよく知られていますが、柳自身現代芸術や音楽に深い興味を持っていた(宗理の母、柳兼子は日本の声楽家の草分け)ことは意外に知られていないような気がします。共通点の少なくない二人ですが、過去の資料を調べると少なくとも一度、1960年に日本で開かれたデザイン会議で二人は顔を合わせているようです。紫牟田伸子さんの書かれた記述を引用します「(世界デザイン会議は)1960年5月7日から16日まで、27カ国、二百数十名のデザイナー、建築家を集めて東京・産経ホールなどで開催された。勝見勝、坂倉準三、柳宗理、亀倉雄策、丹下健三らが中心となり、デザインの分野の違いを超えて討論を行ない、世界のデザイン界との国際交流の場を生み出そうという意図から開催された大規模な会議。グラフィック、インダストリアル、環境の三分野に分かれて討議が進められた。建築、グラフィック、インダストリアル、クラフト、インテリアの各分野のデザイナーたちが分野を超えた横の繋がりと国際的な繋がりをもつ初めての機会であり、日本のデザインを海外に知らしめる威信をかけたイヴェントでもあった。ハーバート・バイヤー、オトル・アイヒャー、ソール・バス、ブルーノ・ムナーリ、ルイス・カーンら巨匠たちが来日...」いまのところ、二人の交流に関する資料はそれ以上見つからないのですが...

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こちらにもいろいろ紹介しています(重複有)https://fdl-italform.webnode.jp/

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